2010年02月09日

コーヒーポリフェノールが一番多い

コーヒーポリフェノールに焦点を当てて前面に押し出したネスカフェのテレビCMや新聞の全面広告を見て、「コーヒーポリフェノールに目をつけたのか」と、少し冷ややかな目で見ていた私なのですが、調べてみるとコーヒーポリフェノールは満更でもなさそうなんですね。私はてっきり、ポリフェノール人気に便乗しようとしたコジツケなんだろうと思っていたんです。ワインのポリフェノールやチョコのポリフェノールがすでに有名ですが、コーヒーにポリフェノールがあるならもっと以前から効能が言われてるはずじゃん!って思ったところもありました。コーヒーブランド「ネスカフェエクセラ」シリーズに“ポリフェノールマーク”までつけて売り上げアップを狙っているだけだろうと思ったんです。「本当にそうだとしても、コーヒーポリフェノールよりカフェインの害の方が大きいんじゃないの?」とも思ったのです。

ところがところが、 調べてみるとカフェインの研究も進んでいて、昔から言われているような固定観念が間違っていたことが証明されたりしてるんですね。

さらに、ポリフェノール研究の第一人者であるお茶の水女子大学・近藤和雄教授の研究で、日本人の1日当たりの飲食物から摂るポリフェノール摂取量では、コーヒーが約50%を占めていて、緑茶(16%)、赤ワイン(2%)、ココア(0.2%)などよりも断然多いことが分かったそうなんです。赤ワインとコーヒーには、ほぼ同量のポリフェノールが含まれていることも判明したそうなんです。

ポリフェノールは植物由来の有機物質の1種で、1992年にフランスの研究者、セルジュ・レヌー氏が、「フランス、ベルギー、スイスは、他の西欧諸国人よりも多く動物性たんぱく質を多く摂取しているが、心臓病での死亡率が低い。日常的に飲んでいる赤ワインに含まれるポリフェノールのおかげ」などと発表し、有名になったそうなです。同説の厳密性については異論が出されたが、世界保健機関(WHO)は同問題を「フレンチ・パラドックス」と呼び、ポリフェノールと健康の関係に注目。世界各地で研究が進むことになったのだそうです。

近藤教授によると、コーヒーポリフェノールの働きが摂取後2−3時間なのだそうで、アルコールは含んでないから、シチュエーションにあまり関係なく飲めるコーヒーは、その点でも優れたポリフェノール摂取源と考えられるということになるようです。実際に日本人の平均的摂取パターンを調べても、「コーヒーから」が47%、「緑茶」が16%、「赤ワイン」が2%の順だそうです。

コーヒーポリフェノールの望ましい摂取量については諸説があるようなのですが、1日1500ミリグラムを目安とすべきとの見方があって、標準的な日本人主婦の場合、1日の摂取量は840ミリグラム程度だったが、コーヒーを1日3杯以上飲む場合には1200ミリグラムと、かなり高い数値を示すことも分かったそうですよ。

このほかにも、ここ数年のニュースなどで、コーヒーの健康への効果についての研究結果で、健康に良いというものが多いですよね。ただそれらはどれも「適度な量」ということ但し書きがあるように思うので、健康に良いからと飲み過ぎるのはダメなようです。
posted by クチコミニスト at 16:23 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする