2010年04月20日

母乳感染のウイルス性白血病、全国に拡大

白血病にウイルス性のものがあるのは知らなかったのでビックリしたんですが、主に母乳を通じて乳児に母子感染し、九州に多い成人T細胞白血病(ATL)のウイルス感染者が、関東地方では20年近くで1.5倍に増えるなど全国に広がっていることが、厚生労働省研究班の調査でわかったそうです。

成人T細胞白血病(ATL)とは母乳や精液に含まれるウイルスで感染する白血病のようで、生涯発症率は3〜5%と低いのですが、根治は困難で、発症すると半分近い人が1年以内に命を落とす病気だそうです。前宮城県知事の浅野史郎さんが6月に発症を発表していたんですね。

感染していれば母乳をやめて人工乳にするのが最も効果的なのだそうです。関東や中国・四国で増えていた一方、従来多かった九州・沖縄の感染者が減少しているそう。

ここ数年、成人T細胞白血病(ATL)の死者は年間1100人前後で推移しているようですが、発症者は増えているんだそうです。

産科の検査の実施状況は実施率が全国平均87.8%で、HIV検査に比べ徹底されていなかったことも判明したそうです。

HTLV―1というウイルスの感染が原因で起きる血液のガンとも言われる成人T細胞白血病(ATL)。抗がん剤治療や骨髄移植が行われるのですが、ウイルスの増殖を抑える効果的な方法がなく根治が難しく、難病の脊髄症(HAM)も引き起こすことがあるそうです。感染した母親が4カ月以上母乳で育てた場合の乳児への感染率は15〜20%とされているそうです。

一般の関心も低い病気ですが、当事者である医師や妊婦さんの関心も知識もまだまだ低いようです。対策や予防策が徹底されるといいですよね。
成人T細胞白血病〈ATL〉とHAM


posted by クチコミニスト at 14:19 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする