2010年05月31日

保証人紹介業 ネットでトラブル多発 国民生活センター&あさイチ

保証人トラブルについて、先日の朝日新聞にも記事があり、今朝のNHK「あさイチ」でも放送していました。
まずは、朝日新聞の記事から・・・

 地縁、血縁関係の薄れが指摘されるなか、家の賃貸契約や借金の申し込みなどの際に必要となる「保証人」を、インターネットを通じて紹介するサービスが広がり、トラブルが多発している。業者に手数料を振り込んだのに紹介されないなど、各地の消費生活相談窓口への相談は2004〜09年度で827件に上る。国民生活センターは「保証人がいなくて契約できない場合は、まず自治体の窓口に相談してほしい」と話している。

 兵庫県の50歳代の男性は、借金をするために保証人が必要になった。ネットで見つけた紹介業者の口座に10万円を振り込み、公務員だという保証人を紹介してもらった。ところが勤務先に確認すると、実在しなかったという。

 また、千葉県の30歳代の女性は「保証人になれば手数料収入を得られ、リスクはすべて業者側で負担する」とうたった紹介業者のサイトをネットで見つけ、副業感覚で5人の保証人になった。その後、アパートの賃借人が家賃滞納のまま行方不明に。保証人としての責任を迫られ相談してきた。紹介業者は何かと理由をつけて逃げているという。

 同センターが把握する苦情のあった紹介業者は200社超。相談者が10万円を超える額を払った例も69件あった。

 保証人紹介サービスは現時点で規制する法律はない。

 同センターは「副業感覚での保証人登録は絶対にしないように」と強調している。(小林未来)


次は、NHK「あさイチ」での保証人トラブルに関する放送内容。
<あなたも危ない?!保証人トラブル>
専門家ゲスト:宇都宮健児さん(弁護士)
ゲスト:内藤剛志さん(俳優)、山口もえさん(タレント)
リポーター:小林孝司アナウンサー

あなたも危ない?!保証人トラブル

引越や入院、融資を受ける時・・・人生のさまざまな場面で必要になる「保証人」。ひとつ間違うと多額の負担を負うことになるため、なかなか保証人を引き受けてくれる人を探すのは難しいのが現実です。それを狙って、今、新たなビジネスが起きています。電話やメールで頼むだけで、保証人の引受先を紹介してくれるというもの。身寄りが少ない人などが利用しています。しかし、そこには大きな落とし穴も。お金を払ったのに保証人にサインをもらえない、そしてリスクは負わない約束で保証人になった人が、負債を抱えてしまうなど、危険があるのです。
「保証人紹介業」とはどのようなものなのか、どこに注意すれば良いのか、必見の情報をお届けしました。

保証人紹介業とは?

保証人が必要な人は、業者のサイトなどを通じて申し込み、料金を払うことによって保証人のサインを得ます。一方で、保証人となるのも業者に登録した一般の人です。万一の場合には業者がリスクを負うという約束で、保証人となり業者から報酬を受け取ります。業者はその差額でもうける仕組みとなっています。


増えるトラブル

今、保証人ビジネスを巡るトラブルが増えています。国民生活センターによれば、保証人紹介業の相談件数は、昨年度までの5年間で716件に上っています。「紹介された保証人では審査が通らなかった」、「解約の際、返金に応じてくれない」などの相談が寄せられています。
また保証人となった側にもトラブルがあることがわかってきました。それは、「リスクを負わない約束で保証人となったはずが、連帯保証人として債務を負わされている」といったものです。業者を通じて保証人となった人の中には自己破産を余儀なくされる人も出てきています。
また、保証人としての名義登録を行っている人の中には、多重債務者など実際には、連帯保証人になる収入がない人も紛れていることがわかってきました。また、審査を通りやすくするために、そうした人の「年収欄の改ざん」が行われていると証言する人もいます。保証人紹介業者は、全国に200社ほどあると言われていますが、今のところ法規制も監督官庁もなく、その実態はよくわかっていません。

あなたも要注意!保証人紹介業

国民生活センターでは、「安易に保証人紹介業者へのインターネット登録をしない」、「根拠のない請求には応じない」、「保証人としての名義登録は絶対にしない」、などの注意を呼びかけています。トラブルにあった場合には、お近くの消費生活センターや弁護士などにご相談ください。

・消費者ホットライン
電話:0570−064−370
(お近くの消費生活センターを案内します)

・国内保証援助会被害者の会 準備会
電話:03−5207−5507
(相談などに応じてくれます。)


信頼できる大手人気サイトなどでも、ネットの保証人紹介業などを勧めていたりすることもあるので、何となく安心してしまいますよね。中には悪徳業者もいるし、副業感覚も危険に巻き込まれるケースもあるってことなんですね。気をつけようと思います。

posted by クチコミニスト at 16:50 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする